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自宅訪問した校長に暴行容疑で府中市職員を逮捕
平成20年10月6日 13時49分 RCC


 自分の息子の生徒指導のため自宅を訪問してきた中学校の校長に暴行を加え、けがをさせたとして府中市の職員が逮捕されました。

 逮捕されたのは府中市環境センターの主任、宮岡忍容疑者(57)です。

 警察の調べによりますと、宮岡容疑者は先月25日、自宅で府中市内の58歳の中学校校長のしりを蹴って引きずり倒し、腕に打撲などのけがをさせた傷害の疑いが持たれています。

 県教育委員会によりますと、校長は宮岡容疑者の息子の生徒指導のため、教頭ら4人で午後7時ごろ宮岡容疑者の自宅を訪れていました。暴行を受けたのは帰り際の午後9時ころだったということです。

 宮岡容疑者は「引きずり倒したが、蹴ってはいない」と供述し、大筋で容疑を認めているということです。

 府中市は「事実関係を詳細に確認したうえで厳正に対処して参りたい」などとお詫びのコメントを出しています。

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部落解放同盟が活動方針決定
平成20年7月21日 中国新聞


 部落解放同盟広島県連合会は20日、福山市佐波町の市人権交流センターで第60回定期大会を開いた。戸籍謄本不正取得など差別行為の防止や組織の強化を柱とする本年度の活動方針を決めた。

 大会には、代議員ら約170人が出席。2007年度の活動が報告され、戸籍謄本取得時に福山、竹原両市、大崎上島町が行っている本人告知など不正防止策の実施拡大▽自主財源の確立と内外から信頼される組織建設―など本年度の取り組みを確認した。

 世界人権宣言60周年に合わせて「平和と人権は一体という宣言の精神をかみしめ、具現化する」と誓う大会宣言を採択して閉会した。

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そんなことよりも、学校関係者の自殺などを反省しろ!

テーマ : 政治・経済・時事問題 - ジャンル : 政治・経済

http://anond.hatelabo.jp/20070416183656

■広島の人権教育について…広島県福山市民の僕が経験した事を踏まえてむしろ僕個人の愚痴なわけだけれども、まずはこの記事を読んでから。

http://blog.livedoor.jp/dqnplus/archives/956179.html

広島県が「人権教育」で知られるなんて知らなかったものだから、広島県福山市在住の高校三年生の僕は上記の内容をより詳しく読みたくて、櫻井よしこ氏の「日本の危機」を購入したんですよ。

「人権教育の柱は、”差別・選別をしない”です。結果として先生はいつも生徒と同じ目の高さにいなければいけない。ですから、普通にあるような授業の始め方”起立、礼”さえもありません。”はい、静かにして” ”席について”と何となく始まり”ここまで”と何となく終わるんです。 朝礼でも”前へならえ” ”気をつけ” ”休め”は軍国主義だとしてやりません。うちの子は”回れ右”もできないんです」

僕が小学五??六年生の頃だから、五・六年前になるのかな。僕の通っていた小学校では、「起立、礼」の廃止はありませんでした。

ただ、特筆すべきは給食のとき。

小学校の給食では、日直やら当番やらが「いただきます」の音頭を取るのはどこの小学校でもあることだと思うのですが……

僕の学年、いや、学級ではその「いただきます」の合掌を担任が意図的にやめなさいと言うのです。

先生の言い分は、宗教的に「いただきます」で手を合わせることが出来ない人だっているでしょう?と、いうもの。

他にも何か言っていたような気がするけど、思い出せない。

では、どうやって食事開始の音頭をとるのか。

1.日直が教卓の前に立ち、教室を見回す。

2.「(配られるべき給食は)みんなありますか?」と問う。

3.皆に給食がいきわたっている事を確認する。

4.「では食べてください」と言う。

僕の学級ではこれが日常だったのです。

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「公立学校の学力低下で、県内外の私学や国立大学付属校への進学を志望する親や子供も多いのです。ところが人権教育絶対の教師は、これが気に入らない。先生は”なぜ私学か” ”なぜ県外か”と苛めるのです。私の娘も、六年生の時、クラスで一人だけ私学を志望し、先生だけでなく、クラス会や児童からも責められ、一週間食事もできない程になりました」

そういえば僕の担任教諭も飛びぬけた子が嫌いだったなーと思う。

井の中の蛙だけれども、僕は小学生の頃、学習塾に通いクラスの中で一、二を争う成績を修めていたんです。

それでもって県下では最高レベルの中学校、広島大学附属福山中学への進学を志していました。

小学五・六年生と言えば、反抗したいお年頃。

僕も例外ならず、他の生徒とつるんで教師に迷惑をかけていたわけです。

で、僕の担任教諭は、「僕」が教師に迷惑をかける理由を、「僕が国立大附属を志望しているから、塾通いでストレスが溜まるから」と言い切ったのです。

その当時の僕でもさすがにおかしいと思いました。

他にも私学や国立大附属を志していたクラスメイトはいましたが、僕だけに矛先を向けたのです。

その事が理由かどうかは知りませんが、僕が給食を残そうとすると、担任教諭はそれを阻止し、「食べるまで離さない」と言い、昼休憩の間僕をずっとイスに縛りつけたり(残している生徒は他にもいたが)、放課後僕だけを教室に残し、「どうしてこんなことをするの?(どうして私達に迷惑をかけるの?)」と被害者面で聞いてきたり。

結局、国立大附属には合格できませんでしたけどね。

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そういえば、僕が小学六年生の頃の日本の首相は森喜朗でしたっけ。

森元首相があの有名な「神の国」発言をして間もない頃。

音楽室に六年生だけを集めて、六年生の担任教師二人とプラスアルファの教師が、僕らにこんな質問を投げかけた。

「一番大切なものって何だと思う?」

さぁ、みなさんも一緒に考えて見てください。

「森首相?」

クラスの誰かが言った、しかし答えはNO。

「天皇?」

日教組がYESというわけがない。

…教師達の提示した答えは「自分自身」。

その当時アホだった僕は「なるほどー」と思ったりした。

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これはどこの地域でもあることだろうけど、学校行事・式典で国家を歌わない。

小学校卒業間近となったある日、教師達は口々に「歌いたくないなら歌うな」と言ったり、「私達(教師)は歌う事を強制されている」と被害者ぶった口調で言ったり。

卒業式では、「国家を斉唱します」→「起立してください」→「国家斉唱」という流れだったから、歌おうという人は立たねばならなかった。

歌うために起立した人には当然冷たい視線が送られたわけですけども。

それ以前に、「歌いたくなければ立たなくていい」と教師に言われていたので、立つ生徒は皆無に等しかったのを覚えています。

---+---+---

長々と書いてきたわけですが、他県の教育の現場はどうなのでしょうか。

案外広島県と変わらなかったりして。

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http://wiki.livedoor.jp/niwaka368/d/%B7%EE%B4%A9%C0%B5%CF%C0%A1%A2%C9%F4%CD%EE%BA%B9%CA%CC%A4%CE%CC%E4%C2%EA%A1%A2%C6%B1%CF%C2%B6%B5%B0%E9%A4%CE%CC%BE%A4%CE%B5%D5%BA%B9%CA%CC

月刊正論、部落差別の問題、同和教育の名の逆差別
「学問の自由」を封殺するのは誰か
 ― 跋扈するクレーマーたち
本誌編集部 上島嘉郎 

の一文です。

 たとえば部落差別の問題についても以下のような議論がある。部落解放同盟は、天皇制こそ差別の根源であると主張しているが、他方で、四民平等・穢多非人の称の廃止は明治以後の天皇制とペアであり、天皇制こそが平等を保障し、近代的平等主義を実現したのだという主張もある。この場合、部落差別があったという事実は認めた上で、天皇制度との関係をめぐっては学問的議論の自由が認められなければならないと記者は思っている。


直撃インタビュー
 公立学校に見切りをつけた私の決断

 広島県安浦町長 沖田範彦
 聞き手 本誌・桑原 聡

関東人には理解不能ですので、ほぼ全文を載せます。

無力な文部省の是正指導

 ━ 町長自らが公設民営の学校を設立しようと考えるのは、現実の公教育に絶望したからでしょうか。安浦町の公教育をめぐる状況についてお話ししていただけませんか。

 沖田 終戦後、広島県の教職員組合が立ち上がり、日教組ができた段階で、日教組と合流します。その後、共産党系の全教がそこから分かれた。ところが小森龍邦氏が社会党を辞して新社会党を立ち上げた時点で、広島県教職員組合と広島県高等学校教職員組合は小森氏に追随して日教組から離脱し独自の道を歩み始める。広教組の組織率は県で約四〇パーセントぐらいですが、安浦町のある豊田郡から東側は約九〇パーセントにもなります。

 ━ 県の東側というのは部落解放同盟広島県連の強い地域ですね。

 沖田 そうですね。県レベルの話になりますが、昭和六十年に外部団体の公教育介入を認める八者懇談会合意文書(八者とは、広島県知事、広島県議会議長、広島県教育委員会教育長、部落解放同盟広島県連合会、広島県教職員組合、広島県高等学校教職員組合、広島県同和教育研究協議会、広島県高等学校同和教育推進協議会)なるものが交わされ、平成四年には県の教育長が、部落解放同盟広島県連合会と広島県高等学校教職員組合の委員長に、反日の丸、反君が代、反天皇教育を認める文書を出してしまいます。そういう経緯を経て広島県の公教育は隘路にはまり込んでゆくわけです。

 平成十年四月、業を煮やした文部省が県に立ち入り調査を行い、十数項目にわたる是正指導を行いました。たとえば職員会議の項目では「職員会議の位置づけ、運用において、校長の権限が制限されることのないよう、各市町村教育委員会及び各県立学校を引き続き指導すること」と県教委に要請しています。ところが、ご存じのように広島には広島県同和教育研究協議会がありまして、その下部組織に豊竹同教、その下に安浦同教がある。安浦町では校長、教頭以下全職員が安浦同教に参加しているため、安浦同教で決まったことだから、校長はそれに従えという論法で、学校の運営を牛耳っているわけです。一事が万事で、現場では文部省の是正指導は無力なんです。

 私は校長、教頭に安浦同教から抜けたらどうだと勧めるのですが、絶対に抜けるとは言いませんね。黙って下を向いていますよ。抜けることに対する恐怖感といいますか、私たちには窺い知れぬことがあるようです。

 ━ 抜けることで、学校運営に支障をきたすということは理解できますが、そのほかに精神的、肉体的恐怖が存在するということですかね。

 沖田 なければここまで頑なにならないでしょうね。広同教に対して、県もどこの自治体も腰が引けていて、予算をつけていたんです。広同教に県が約五十万円、豊竹同教にも豊田郡の十町から予算が出ていたんです。安浦町負担が十八万円です。安浦同教へはうちの町から三十万円出していましたが、三年前から全額カットし、豊竹同教に対しては今年度から郡内十町が足並みをそろえてカットすることにしました。

 

年に五百回以上の会議

 ━ 安浦町の小中学校では、何が問題になっているのでしょう。

 沖田 まず出張が多い点です。平成十年度ですが、安浦同教の会議は三百四十回で、執行部役員なら七十五日から九十九日、非役員でも二十四日から六十四日も会議にとられる。これに加えて豊竹同教で百十八回、広同教、全同教で百十一回も会議がある。

 ━ 想像を絶する回数ですね。これでは自習を強いられる児童も多いのでしょうね。

 沖田 子供たちは「先生は出張が多い」と言っていますからね。おかしなことに、県は旅費と日当をつけていたんですよ。それが年一億円に上ると言われている。

 ━ 現在も支払われているんですか。

 沖田 県は広同教を研究団体として認めない方針を打ち出してくれました。よって支払われないことになります。それとですね、豊竹同教は毎週火曜日を集まる日にしているんです。郡内には島がありまして、そこの学校は規模が小さく教員の数も少ないわけです。そして会議には陸路で行けないので一日仕事になる。学校の教育がおざなりになるのは必然です。

 人事への介入も甚だしいですね。うちの町から隣町の中学へ異動させたことがあったんです。隣町まで十キロしかないんですよ。でも「母が病気でいざというとき間に合わないじゃないか」と猛然と抗議する。

 また、教育指導主事が学校の授業内容を見て回る制度があるんですが、安浦では絶対に受け入れないんです。他人に見てもらわなくてもちゃんとした授業をやっていて、指導を受けなくてもよいという主張です。これはいまだに改善されていない。

 安浦中学校の運動会に招かれたら、国旗も校旗もない。ちょうど広島でアジア体育大会が開催されていたので、あいさつの中で、国旗国歌に対する心構えを話したら、安浦町の全教員の名で「何人も教育に介入してはならない。謝罪せよ」という抗議文が届けられた。さらに日教組安浦支部、解放同盟安浦支部、自治労安浦支部からも同様の抗議文が届けられた。私は自治労と解放同盟の幹部を呼んで、「何人も介入してはならない、というのなら、あなたたちも介入すべきではない」と言ったんです。

 安浦には自衛隊員の子弟がたくさんいるんです。呉が近いですから。安浦中学で教員が社会の時間に、自衛隊は憲法違反の存在だから、そこで働く人間は悪いやつだと言ったそうです。細かいことを挙げていたらきりがない。

 そうそう、文部省の是正指導の中に指導要録の記入という項目があったのですが、現実を見てやろうと息子の中学時代の指導要録を閲覧したんです。それがこういう状況なんです(指導要録の写しを示す)。ご覧のように何も書いてないでしょう。

 ━ 教師は何をやってるんですか。

 沖田 何もやってないんですよ。それでね、文部省の是正指導の前は、「氏名」の「氏」がいけないという理由で線を引いて消している。もちろん元号も消して西暦に直している。現住所も安浦町まで。それ以上記入すると差別になるという。

 指導要録の記入は教員にとって神経を使う大変労力を要する仕事です。それを一切放棄しているわけです。広同教で書かないと申し合わせているそうです。

 是正指導の後で、次男の中学校時代と小学校時代の指導要録を見たのですが、何も変わっていない。給料を戻せといいたいですね。これがいまの広島県の公教育の実態ですよ。

 ━ 完全な職務放棄ですね。

 沖田 ひどすぎるでしょう。学校で子供がどういうことを刷り込まれているか、親にはまったくわからない。学校の先生がそんなに悪いことをするはずがないというのが、普通の親の認識ですよ。そこに付け込んで教員は何をやっているのか。腹がたってしようがないです。

 ━ 今年の卒業式はいかがでした。

 沖田 昨年の中学の卒業式は町の教育長が職務命令を出して、君が代をテープで流したんです。「まさか安浦町で実施できるとは思わなかった」と県も驚いていました。それで安心していたら、今年は卒業生が青いリボンを付けて入場してきたんです。

 ━ ピースリボンですね。

 沖田 そうですね。でも最初は分からなかった。式が始まって国歌斉唱と号令がかかると、生徒はいったん立って、次の瞬間バタバタと座り出したんです。一番前の来賓席にいた私は「立ちなさい」と二回怒鳴ったんです。しかし生徒達は躊躇しながらも九割は座ったままでした。

 ━ 教員は。

 沖田 教職員も三人を除いて全員座り、三、四人は式場から出ていったんです。そして国歌斉唱が終わると戻ってきた。ですから、卒業生が式場から出て行った後、私は教員たちを怒鳴りつけたんです。そして、「法律は遵守せよ」「偏向教育はやめよ」「義務を果たせ」「常軌を逸した安浦同教に異議あり」といった内容の文書を全教員に配ったんです。腹立たしいのは、国旗国歌に反対しているある教員が、自分の子供を私立中学に進学させ、その入学式では起立して国歌を斉唱していたというのです。ふざけるなですよ。

 ━ 戸塚ヨットスクールの戸塚宏さんが、日教組の学校と非日教組の学校を並立させて、自由に選択できるようにすれば、日教組の教員は自分の子供を非日教組の学校に入れるだろうと言っていました。まさにこれを地でゆく話ですね。

 

誇りと自信に満ちた日本人を育てたい

 ━ 曲がった釘は真っすぐにならないように、いまの公立小中学校は手の施しようがない。それなら理想を求めて新しい学校を作った方が早い。

 沖田 まあ、そういうことですね。

 ━ 具体的には。

 沖田 有志の方に新たな学校法人をつくってもらって、そこに校舎を提供しようと考えています。町内に小学校が六校あるんです。最初はそのうちの一校を空けてあてようと考えていたのですが、住民の理解を得ることが難しいので、二十五年前に廃校になっている小学校の校舎を利用することにしました。タイミングよく地域の人達から、校舎を利用した施設ができないかという要望も出ているんです。ですからこの校舎を修復して新たな施設も作って、地域の人達にも利用してもらいながら学校を運営しようと考えています。

 最初一年生から六年生までいっぺんに募集しようと思ったんですが、予算の計算をしたらとても無理なので、一年生のみ募集して、六年かけて全学年がそろうようにしたいですね。

 ━ 地方の場合、大都市と違って小中学校の選択の余地はほとんどありません。どのような教育が行われていようと、そこに預けざるを得ない。そこに選択の余地が生まれるというのは大変意義のあることだと思います。さらに、民営の学校が同じ町内に存在することで、公立の教員の意識も変わってくる。

 沖田 それもねらいです。教員の中には、「自分たちの職場がなくなるのでは」といった危機感をもつ者もいます。もってもらわなくては困るんです。

 ━ 実現にはどれほどの予算が必要なんでしょう。

 沖田 三十人の一クラスでスタートするとして、初年度は土地購入費、宅地造成費、既存校舎改修費、世代間交流センター建設費など合わせて三億二千八百万円が必要です。議会の承認をとって来春になんとかスタートさせたい。

 ━ 見通しはどうですか。

 沖田 昨日、自治省に行ってきたんですが、公設民営の学校を世代間交流事業の拠点とすれば、地域総合整備債といういわゆる補助金が使えるんです。何とかその方向で進めてゆけそうです。ところが、県の学事課は行政財産を民間に貸すというのはいかがなものかという。安浦の子供たちのためなんだからそう堅いことを言わないでと言ってるんです。

 運営資金についても町として年間二―三千万円ほど出そうと考えているのですが、これも賛否両論です。つまり、既存の公立学校を充実させるべきという意見も強い。

 私としては、とにかく一学年からスタートさせて、子供にどのような変化が現れるか確認したい。

 ━ 教員はどうやって採用するんですか。

 沖田 最初は一学年ですから、理事の中に教員免許をもった方がいるので、それで対応できます。一年後は別途雇う必要が出てきます。クラス担任の教員については、町役場の職員並みの給料を払っていこうと考えています。あと、英語やコンピューターの授業については、常時必要ではないので、いわゆる非常勤講師のような形で雇用したい。

 ━ 学年三十人という定員ですが、安浦町の子供が優先ということですか。

 沖田 そうです。五十人の応募があれば、抽選とか先着順とか、何らかの形でふるいにかけなければならない。

 ━ 授業料は月額二万円を予定されていますが、町民の子弟の場合、町が全額を補助するわけですね。

 沖田 そのように予算化したい。そうすれば公立と同じ条件になりますから。

 ━ 番肝心な点ですが、どのような教育を行うのでしょう。

 沖田 「しっかりとした躾」「きよい心」「かしこい頭」「たくましい体」「生きる力」「豊かな心」を教育目標に、基礎学力の充実を図り、日本の伝統、文化、歴史を正しく伝え、二十一世紀の国際化社会を担うにふさわしい誇りと自信に満ちた日本人を育てたいですね。

 また、一年生から英語の学習を取り入れ、コンピューターを道具として活用させる。給食も自分たちで調理をさせたいと考えています。また、田植えや稲刈り、漬物、味噌の作り方などを、地域の人々との交流の中で学ばせたい。

 この学校が動き始めたら、公立学校の教員もだいぶ性根が変わってくると思いますよ。

 

 資料1 設立趣意書

 現在の子供たちを取り巻く教育環境、とりわけ公教育の現状は目をおおうばかりの惨状です。低学年からの学級崩壊、不登校、保健室登校、陰湿ないじめ、教師のノイローゼ、学力低下、非行の低年齢化と凶悪化、所かまわず座り込むジベタリアン等の退廃した状況がひろまるなかで教育改革が声高に叫ばれています。小渕前総理は教育改革を国政の重要政策として打ち出され、森現総理も引き続きこの問題に取り組むことを力強く表明されておられます。

 広島県におきましても、かつての教育県といわれた面影はなく、大学入試状況に見る学力も全国で最下位あたりと低迷し、県立高校より広島大学に合格する率もかつての三分の一となっている現状です。

 加えて、高等学校の中途退学者も県下全般で異常に多く、これらの現状の原因を考えてみますと、基礎課程の段階である小・中学校の義務教育期間に、十分な基礎学力がついていないためと思われます。一昨年四月、かねてより指摘されていた広島県公教育の現場に文部省の調査が入り、九項目にわたる改善命令が出されました。その中では授業時間が大幅にカットされ、道徳の時間を「人権」にすり替え、国語を日本語と呼び変えたり、国の基準を大きく逸脱している現状が指摘されていました。また、一方では平和学習を言うあまり、かつての大東亜戦争等のなかで日本が行った負の部分だけを取り上げ、ことさらに「日本はアジアを侵略し、相手国を苦しめ、悪いことをしてきた」と教え込み、児童、生徒の心を我々の父や祖父たちがいかにも野蛮で卑劣な人間であるかのごとく洗脳する偏向教育を行っています。

 また、広島県自体が「同和教育を基底におく」としているため、全ての授業や活動が同和問題を中心としてとらえられ、同和問題が持つ本来の意義が忘れられ、差別や人権問題にいたずらに過敏になるあまり、学校全体がそれに振り回され、教職員たちもあまりにも多くの時間を費やすことを強いられ、束縛され、本来の学力の保証をすべき授業がおろそかになっているために、児童生徒たちが学ぶ権利を奪われているといっても過言ではありません。

 教職員の多くが加盟している広教組、広高教組は、一部運動団体と共に勢力を拡大していこうと打ち出す深い関係にあり、その思想は運動団体のそれであり、教職員がその実践を担う活動部隊のようになっています。これでは公平な教育が疎外され、純真無垢な子供たちが一方的な、偏った思想に染まり、完全にマインドコントロールされてしまうことになってしまいます。

 このように、公が偏ってしまう事は、日本の国自体を大きく揺るがす大問題です。今ここで正常な軌道に修正しておかなければ、将来に禍根を残すことになります。

 これまで、文部省なり、教育関係者は高等教育を行う大学や高校の設置ばかりに目を向けてきたようですが、今ここで最も注目しなければならないのは、人間としての基礎をつくる義務教育の段階に視点を移すということではないでしょうか。

 その義務教育のほとんどは、公が行っている公立学校であり、その公立学校で行われている公教育は崩壊寸前となっています。正に制度疲労をきたしており、子供も保護者も全く選択する余地がなく、仕方なく現状に甘んじなければならない状況になっています。

 このように惨めな教育環境から、将来の日本を背負って立つ大事な子供たちを解放し、まともな大人として育ってもらうためには、よりよい学習環境をつくることが、我々大人の重大な責務であると考えます。まともな子供を、まともな大人にするための、しっかりした教育理念を掲げる私立学校を設立することによって、現在の憂える状況を改善する一石を投じられるものと強く確信するものであります(後略)。

平成十二年四月吉日

設立発起人代表 佐伯泰男

 

 資料2 公設民営小学校の概要

 学校法人名 新風学園

 理事 佐伯泰男(元広島県立高等学校校長)、高橋一郎(元小中学校校長、前安浦町教育長)、児玉克彦(元県庁職員)、森元勝正(英語塾経営)、荒銭寿美子(元小学校教諭、東進塾経営)、加瀬英明(外交評論家)、中條高徳(アサヒビール名誉顧問)、勝田吉太郎(鈴鹿国際大学学長、京都大学名誉教授)、都倉俊一(作曲家)、津川雅彦(俳優)

 監事 岡野賢太郎(会社役員)、片岡寿一(安浦町監査委員)

 設置場所 広島県豊田郡安浦町大字中畑七一三番地旧安浦町立野路西小学校

 学級人員 三十人学級

 授業料 二万円

 運営資金 授業料、入学金、寄付金、私学助成金

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 2.対立の源流
君が代見解 方向転換

中国新聞社から

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 昨年十二月、広島県教組の山今彰委員長が、広島市中区内で記者会見に臨んだ。「まるで教員が校長を殺したようだ」。怒りの矛先は、広島県教委と尾道市教委がまとめた報告書に向いた。二つの報告書が慶徳和宏さんの自殺の責任を教員と組合に転嫁しているとして、県教組などが損害賠償を求めて提訴した。

報復人事と提訴

広島県教組の第80回定期大会。「教育の自主性が失われた」として是正指導排除を決議した(昨年6月、福山市)
 これを含め県教組や県高教組、教職員が原告となり、県教委などを訴えた係争中の訴訟は七件。いずれも旧文部省から是正指導を受けた一九九八年五月以降、提訴された。教育行政の違法性を問う訴状は、国の指導に端を発する行政と組合との対立の軌跡でもある。

 うち一件の原告には、五年前に自殺した県立世羅高校長の石川敏浩さん=当時(58)=とともに勤務した教員二人も加わる。自らの異動について「自殺を組合の責任に転嫁した報復人事としか思えない」と主張し、損害賠償を求める。石川さんは、卒業式での君が代斉唱をめぐり県教委と教職員組合が激しく対立する中、その前日に亡くなった。

 「是正指導には、日の丸・君が代の実施が困難な状況を生み出した公教育と、運動団体の関係を断つ狙いもあった」。当時、是正指導の舞台裏を知る立場にあった教育関係者が、打ち明けた。運動団体とは、部落解放同盟広島県連合会を指す。では、是正指導前は、教育現場と同県連は、どんな関係にあったのか―。

 口が重い現役校長たちの中で、福山市内の小学校長が証言した。「是正指導前は、指導計画や行事の進め方など学校運営の多くを、校長や同和教育担当の教員が解放同盟地区支部を訪ねて協議した上で、決めていた」。こうした手続きを踏まないと職員は動かず、校長権限も大きく制約されていた、という。

 県教委のスタンスも、教育現場とほぼ同一線上にあった。県教委の榎田好一教育部長は「行政も同和教育基底論という教職員組合の論理を否定せず、組合と事前協議や妥協を繰り返した。それが是正指導を招く結果となった」と自戒を込める。

 一方、解放同盟県連の小森龍邦委員長は「学校運営などで教員と解放同盟のメンバーが話し合うのは当たり前で、介入ではない。過度な干渉があったと言うのは、ゆがんだ見方だ」と反論。「県教委自身が同和教育を進める、君が代は斉唱するなと言ってきた。それが悪いのなら、自己批判すべきだ」と非難する。

4年で368人処分

 かつて教職員組合などの主張に沿う形で、「君が代は身分差別につながる恐れがある」との見解を示した県教委。それを是正指導後、「差別を助長させると考えるべきではない」と百八十度向きを変える。卒業式などでの日の丸・君が代の完全実施に向けて職務命令を出し、今日の公立学校での一〇〇%実施に至る。

 教育行政の急激な舵(かじ)切りを、福山市内の四十歳代の男性教員は「戦前と戦後」になぞらえる。「是正指導前がよかったとは思わない。ただ、先生たちは以前、君が代は問題だと言っていたはずだと保護者に詰められると、返答に窮する」。男性教員は、複雑な胸中を吐露した。

 この四年、卒業・入学式で君が代を斉唱しなかったとして、教育行政が処分した教職員は、延べ三百六十八人に上る。是正指導の後、二人の校長が自殺し、法が国旗国歌を位置付けた。「君が代」を源流に続く行政と組合の対立は、高校入試改革や学力重視など「平等主義」から「競争直視」への大転換と相まって、今も学校にきしみを残す。

2004.3.5

>学校運営などで教員と解放同盟のメンバーが話し合うのは当たり前で、介入ではない。

は?ばかかおまえ?どこが当然なのだ。一民間運動団体と行政が話し合うのが当たり前なのか?

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