中国貴州で数万人が暴動 事件処理めぐり公安局庁舎炎上
平成20年6月29日 産経新聞 中国・西南地方の貴州省甕安県で28日、
15歳の女子中学生が乱暴のうえ殺害されたとみられる事件で、当局のあいまいな事件処理に怒った住民約1万人が、県政府庁舎や公安局を襲撃、数十台の警察車両が燃やされるなどした。集まった住民は数万人との情報もある。鎮圧に当たった当局側の発砲で1人が死亡したといい、中国国営新華社通信も29日、暴動の事実を伝えた。鎮圧で約150人が負傷、200人以上が拘束されたという。現地では、汚職や水質汚染に対する住民の不満も高まっており、こうした不満が暴動につながった可能性もある。
29日付香港紙などによると、
今月21日夜、同級生に呼び出され家を出た女子中学生が戻らず、近くの川岸で死亡しているのが見つかった。家族は現場にいた男2人と同級生を公安局に連れて行ったが約8時間後に釈放された。 公安局は「女子中学生は、川に飛び込んで自殺」と説明、家族の調査要求にも応じなかった。 23日には被害者の親戚の教師が何者かに殴打され、死亡したほか、調査を要求した複数の中学生も当局者に殴打され、大けがをしたという。 釈放された男が県政府幹部の親族で、当局が事件を隠ぺいしようとしたとのうわさも流れ、暴動につながったようだ。
ネットでは、公安庁舎を取り巻く群衆がなだれ込み放火、庁舎が黒煙と炎をあげる様子や消防車が群衆に囲まれる光景の動画が流れている。甕安県は人口約44万人、ミャオ族など少数民族の自治州内にある。
テーマ : 中国問題 - ジャンル : 政治・経済
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